緊急事態の叫び声

 Webを巡回していたら非常事態に助けを呼ぼうと「火事だー」と言えずに「あみばー」と言ってしまったという文章を見た。
 それがこちら→ニヤニヤ出来るコピペください:無題のドキュメント
 これを見て思い出したのは今読んでいる本(「戦争」の心理学/人間における戦闘のメカニズム)。
 この中で、
  緊急事態に出来るのは訓練して体が覚えていることだけ
 というようなことが出ていた。
 だからいざというときに犯人に対して「武器を捨てろ」と言う訓練をしているんだとか。
 この訓練をする前は犯人に対して銃を構えて「うぉあぁぁぁっ」というような叫びしか出せなかったとのこと。
 一般の人向けには「911」(日本では119番)へ電話をかける練習を月に一度はした方が良いと書いてあった。
 家庭用の電話なら電話線を抜いてから
「受話器を上げ」
「9を押して」
「1を押して」
「1を押す」
 というもの。
 携帯電話なら
「9を押して」
「1を押して」
「1を押して」
「通話ボタンを押す」
 という感じ。
 特に携帯電話では最後の通話ボタンを忘れてしまうんだそうな。
 家庭用の電話なら間違うことはなさそうだけど、いつも使っている電話番号案内に何度も間違えてかけてしまう人が紹介されていた。
 他の例としてあげられているのは銃を持った相手から銃を奪う訓練で、繰り返し訓練するため奪った後相手に返してもう一度最初から練習するというもの。
 この訓練を受けた人が実際に犯人から銃を奪ったものの練習の通りに犯人に銃を返してしまった。
 そういえば夜、帰宅して入り口への階段を上がりきったところに見慣れない猫がいて驚いて出た声が「わうぉぉっ」だったなぁ。

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